カンファレンスあれこれとオープンソースソフトウェアへのコントリビュートについて
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カンファレンスあれこれ
今年になって、PHPのカンファレンスが各地各時期で行われるようになって、5月まで経験したことと、過去にPyCon JPのスタッフをしたことがあることから思うことをそれぞれ。
カンファレンスのよさ、大変さ
カンファレンスのよさというと以下になるでしょうか。
- 各地で行われると、自分ひとりで旅行に行くよりも勝手知ったる人がカンファレンスでおすすめしてくれる
- 地域の町興しみたいな側面もありうるので、官民足並み揃って行うところもありよい
- その地域にしかいないITエンジニアを発掘するできる可能性が上がる
- その人達は普段みない人たちと技術の話ができることで知見が広まる
- 学生さんを集めるとかができると普段我々はどういう仕事をしているのかが伝わり、いいと思う
- 地域での勉強会がカンファレンスきっかけで発生するようになる
一方で、大変さも感じています。
- 毎月行われるほどだと各地に行く体力コストと金銭コストが跳ね上がる
- グルメを堪能すると太る、健康に支障がでる
- カンファレンス(コア)スタッフはカンファレンスのことしか考えられなくなる
- カンファレンス自体が終われば終わりではなく、残務が発生する
- ふりかえりとか各所への支払いとか…
- 当年のカンファレンスが終わっても次年のカンファレンスのために動かなければならない
- 日程が決まっているということは場所が決まっているということ、逆も然りで何らかの手続きをしなければならない
- カンファレンス自体が終われば終わりではなく、残務が発生する
- オープンソースソフトウェアのカンファレンスでオープンソースソフトウェアのコントリビュートとかに時間を当てるなんてかなりつらいはず
結局のところ、プライベートもある中でどう時間を捻出するかが非常に難しくなってくるという話に集約されるでしょうか。
個人的に思う大変さ
オープンソースソフトウェアのカンファレンスなのに、オープンソースソフトウェアのコントリビュートに時間を割くことが難しくなるのが本末転倒に感じるようになってきました。 また、コントリビュートする人の中にはそもそもカンファレンスに顔を出さない人もいることや、カンファレンスにはでても上記の通りコントリビュートができないというのも難しい話です。
コントリビュートする人はカンファレンスには出なくなってしまったりして距離を感じるなどということがありうると、ちょっと困ったことになってしまいます。
ではどうするか
今まではカンファレンスでトークをして資料を揃えましたが、今までの話でほとんど当分の間はカバーできたのではないかと思っています。あとは時間と気合とGoogle翻訳があればなんとかなります。それに加えて、コントリビュートのためのハンズオン形式の勉強会をします。暖簾に腕押しかもしれませんが、コントリビューターが一人でも多く出ることを願って。