パターンを学べば賢者になれるかもしれないという仮説
2つの名言
- 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
- 歴史は繰り返す
昔、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」について、歴史と経験の違いについて考えてみたこともあった。今回はそれに「歴史は繰り返す」という言葉を加えて色々考えてみようと思う。
賢者の学ぶ歴史
賢者が歴史を学ぶことで、将来リスクを回避できるのかもしれないし、新しい何かを作り出すことができるのかもしれない。生きてく上で必要なことを歴史が教えてくれていて、それを理解することが賢者になる条件であるのかなと考えられる。
歴史は繰り返す
その一方で、歴史は繰り返すという言葉がある。ぼくの印象では、よく、歴史上の過ちについて語られることが多いと感じる。不景気だ、戦争だ、社会問題だ、なんたらー。過ちが繰り返されているから歴史は繰り返すという意味にとってしまい、ネガティブな印象を持つ。
しかし、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉を使うとどうだろう。賢者は歴史を学ぶ。歴史は繰り返される。ゆえに、賢者は歴史を繰り返すとも解釈できる。歴史は未来への示唆であるとすれば、それをポジティブにとらえれば、未来を切り開くヒントであるのではないか。
歴史をどうとらえようか
未来へ切り拓くヒントとして歴史を捉えたい。歴史は繰り返されるのであれば、何か同じような現象が歴史上で何度か繰り返されているはずである。
それを「パターン」と呼べばどうだろう。どういう条件下のときにどのようなことが起こったのか。
それを突き詰めると、自分にとってやっていいことと、やってはいけないことの区別ができるようになっていくのではないか。
この仮説をたててみようか。歴史とは、パターンであり、パターンを学ぶことで、賢者になれる。
経験とはなんなのか
今更だけど、愚者が学ぶ経験とは何なのか。うーん。まだそこはちょっとわからんなー。
パターンを学ぼう
上の仮説から、歴史上、何が起こったのか。それを学ぶことが、未来へのヒントである。どうなんだろうなー。