トイレ流し忘れマシンを作った
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こちらの内容をもっと詳しく書いた本書きました
トイレの流し忘れを通知しよう - ESP8266で作るトイレ使用検知システム -
トイレ流し忘れマシンを作った
トイレを流し忘れることがあるので、流し忘れを通知するマシンを作った。
- 人感センサーで検知
- トイレを流すことをチルトスイッチで検知
- インターネットに通知する
使ったもの
材料は次の通り
- ESP8266
- チルトスイッチ
- 人感センサー
- 3Dプリンター
- 接着剤
- バッテリー
- テープ
仕様
流し忘れたことを指摘し、流し直すことを目的としている。また、流したことも送信することで、一日の大体のリズムを知る。トイレの中にコンセントがなかったので、電池を使うことになるのでできる限り省電力で動かすことにした。
ESP8266には、light-sleepというのがあって、スリープ状態のときにGPIOから復帰できる。これを使うことで最小限の電力で待機できる。送信した後の連携はIFTTTを使うことにしといた。まあ、一人だし。
IFTTTを使う際にJSONで送信する必要があるのだが、これはArduinoJSONを使った。
ニコニコ動画でアップしたら、ニコニコニュースに取り上げてもらった。ありがとうございます。うれしい。https://news.nicovideo.jp/watch/nw8066008
ニコニコ動画版: https://www.nicovideo.jp/watch/sm37457080
YouTube版:
3Dプリンターでケースを作る
トイレに何かをくっつけようとしても、なかなかうまく行かない。陶器でできてて結構なめらかになっている。なので、うまくフィットする形にするには3Dプリンターで作るのがいいかなという感じで作った。
そういう感じでハンドルレバーのカバーを作ったら、結構作り直しまくって大変だった。フィットしたときは嬉しかった。
そこからケースを作り、接着剤でくっつけていった。なるべくサポート材を作らないようにしたので、接着剤でくっつけたほうが楽だったし、サポート材は剥がすのが難しい。
運用
そして、9月のはじめから運用してみた。流し忘れをしなくなったのもよいし、一日の生活リズムがわかって面白い。 使えるシステムを作れたと思う。
Twitterに投稿しているのは @tekimen_channel である。
電池の持ちについて
トイレにコンセントがなかったので、電池を使ったと上述したが、Light-sleep機能を使うとどのくらい持つのか。これまで2回電池を交換したが、だいたい10~13日程度で交換したので、まあ大体そのくらい持つのだろう。
Light-sleepの状態では0.9mAとあった(http://doc.switch-science.com/datasheets/0a-esp8266_datasheet_en_v4.4.pdfの13ページTable 4)
参考
- https://www.espressif.com/sites/default/files/9b-esp8266-low_power_solutions_en_0.pdf
- https://arduino-esp8266.readthedocs.io/en/latest/index.html
- Arduino core for ESP8266 (GitHub)
- Switch ScienceのESPr® Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)のページ