ファミコンの驚くべき発想力という本を読んだ
ファミコンの驚くべき発想力という本を読んだ
ファミコンというハードウェアの制約をなんとかして乗り切る、そんな血のにじむような努力の結晶
掛け算にビットシフト
ビットシフトを利用して、掛け算が出来るらしい。普通に掛け算を行なってしまうと、処理が莫大にかかってしまう。そこで、1ビットシフトさせることで2倍にしてしまおう。というもの。
00000010
上記の2進数で2を、1ビット左へシフトさせる。
00000100
上記になる。これは2進数で4。実は、PHPの「ビット演算子」というページには、ビットシフトに「2倍」と、「2分の1」の解説があったりする。
ハードウェアの制約を逆手に取る
いろいろなノウハウがある。それで切り抜けられるときもあれば、そうでない時もある。そういう時には、その制約を逆手に取ってしまおう。
昔のゲームはなんであんなに面白いのか
さぁねぇ、わからないけれども、1から10まですべてを操っていたからじゃないかな。今だったら、ライブラリやフレームワークがやってくれることも、当時はすべて自分でやらなければならなかった。
でも、それってそこまで自分でコントロールできるということ。その部分までもコントロールできたからこそ、奇抜なアイデアが出たんじゃないのかな。
とはいっても、今まで全て人がやらなければならなかったことをコンピューターに任せてしまって、ゲーム作りに神経を集中させたほうがいい、という考えもあると思う。それがコンピューターの性能を最大限に使っていないとしても。
適材適所ですよ。