井の中の蛙が知るべきは、自分自身なのかもしれない。
井の中の蛙大海を知らずとある
井の中の蛙は大きな海を知らない。狭い世界しか見ていない人に対する批判として使われる。
ファルコ「お前、海でも泳ぐのか」
カエルというのは、海を泳ぐことは出来ない。それどころか死んでしまうそうだ。Wikipediaには、以下のようにある。
海水に入ると浸透圧により体から水分が出て死んでしまう。ただし、例外的に水から離れて生活したり、汽水域に棲む種類も知られる。
大海を知る
無理に知ろうとして海を泳ぐと、自分の命に関わる。
「井の中の蛙大海を知らず」という言葉を使う人は遠まわしに「死ね」といっているのだろうか。それとも、「海を泳げないお前チキンー!!」とか言って、煽っているのだろうか。
いや、そんなつもりで話しているわけではないはずだ。
大海を知るということは、結局は自分の能力を冷静に見つめて、泳げるかどうか。それをちゃんと知ることが必要なのだと思う。
とにかく、自分を知ることが必要なんだ。
グローバルな視点を持つことが、今の世の中必要なことではあるけれども、その前に自分自身のことを冷静に見ないと死んでしまう。そういうことを言いたいのが「井の中の蛙大海を知らず」なのではないだろうか。
参考サイト
- http://kotowaza-allguide.com/i/inonakanokawazu.html
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B964