PHPxTKY August 2025に登壇してきました #phpxtky
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PHPxTKYにて登壇してきた
英語話者を中心にいろいろなところから日本にいらした方々が多いとのことで、PHPxTKYに登壇して、CJKとUnicodeにまつわる話をしてきました。
スライドは以下になります
感想
まず漢字という文字とはどういう文字なのか、覚えるコツみたいなのからはじめたのがよかったのと、そのコツに使わせていただいた本のウケがよかったようで、発表後に手に取ってくれる方や写真を取らせてくれという方、ちょっとめくってくれた方などがいて「持ってきてよかったな~」と思いました。
https://www.9640.jp/nihongo/ja/detail/?402
そして、コミッターとしての立場などもお話できたのもよかったな、と思わせてくれました。たくさんの方々とのミートアップは楽しかったですし、良かったですね。ありがとうございました。
CJKのゆくえ
スライドの最後にも書きましたが、CJKのHan Unification(漢字統合)は、段々と世代を重ねるにつれて違和感がなくなっていくと予想しています。やはり、中国や韓国、台湾などの地域の人々とのコミュニケーションが増えていく一方ですから、日本語のフォントがおかしいなどというのは感じなくなっていくのではないかなと思います。
容量の節約として言われているHan Unificationですが、意味合い的に統合したほうが良いという判断の元行われたと認識しています。まあ、とはいえ異体字セレクタが後に出てくるように、結局は字形の僅かな違いというのは必要だったのでしょうね。
なので、どっちに転がるかと言われるとちょっとわかんないんですが、ただ意味としては通じるということで、統合された漢字は違和感を感じなくなっていくのではないか、異体字セレクタに選ばれた方は自分の名前などで使われるので違和感を感じるのではないかとは思います。ここらへん未来になってみないとわからないですね。言葉は変化していくものですから。
Unicodeではとりあえず皆コミュニケーションができるように、またはその努力が続けられています。地域ごとになんかちょっと違うというのはあると思いますが、それでもある程度コミュニケーションができると思いますし、そうであってほしいですね。