PHPを名乗るカンファレンスを開いても、コミッターには一円も還元されてない件
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PHPを名乗るカンファレンスに対して思ったこと
一コミッターとして、またスポンサー招致を行ったことがある人物として、最近のPHP系のカンファレンスに対してお金という面で疑念を持ちました。
要求すること
- オープンソースソフトウェアPHPの名前を借りてスポンサー獲得を行った事による収入
- オープンソースソフトウェアPHPの名前を借りて行ったカンファレンスの支出
- 上述した収入・支出を引いた額
- コミッター及びPHP Foundationなどへの寄付活動の有無
なんでこんなことを言い始めた?
カンファレンスにお金が行くのに、コミッターに一円も入らないことによる疑問です。読んだ人からは嫉妬と取られてもいいですが、カンファレンスにお金が行くにも関わらず、そのお金がコミッターに一円も入らないのはおかしいのではないか?という疑問です。
PHPを定義している側にお金がいかない(少なくともぼくには一円も入らないです)のに、どうして第三者が行うカンファレンスにお金が行くのでしょうか?それがライセンス違反ではないとは思いますので正当な行為であると思いますが、少なくともPHP Foundationには行ってもいいんじゃないでしょうか?
繰り返しますがぼくでなくともいいのですが、少なくともPHP Foundationに見返りが行ってもいいと思っています。そのために各カンファレンスに会計・財務状況を明確化して、寄付の有無を公開するべきだと感じました。
PHPを定義している側、及びサプライチェーンのサプライヤーを提供している側に対して配慮をお願いしたいです。
ChatGPTに聞いてみた
ぼく: OSSのカンファレンスはスポンサーが集まるが、コミッターに還元されてないと感じる。どう思う?ソースも提示して
ChatGPT:
論点が「スポンサー収入の使途」「コミッターへの直接還元」「OSSイベントの公益性」の3つに分かれるので、根拠を確認しつつ整理します。
思考時間: 27s
かなり妥当な違和感だと思います。特に**「OSSを支える人」と「OSSイベントで可視化・営業機会を得る人」の間に、経済的な非対称性がある**という点です。
ただし、単純に「カンファレンス運営が搾取している」とまでは言い切れません。会場費、配信、同時通訳、録画、スタッフ、保険、ノベルティ、奨学金、財団運営などでイベントはかなり金がかかります。たとえば PyCon US はスポンサー・参加者等の支援で 2025 年に 254 人へ 384,000 USD 超の travel grants を出しており、PSF は PyCon US の収益を財団運営やコミュニティ支援に使うと説明しています。
でも、それでも問題は残ります。OSSメンテナは実際に無償・低報酬であることが多い。Tidelift の 2023 年調査では、回答したメンテナの 60% が「unpaid hobbyist」と自己認識し、そのうち 77% は報酬を望んでいるとされています。 OpenJS Foundation も、OpenJS系メンテナの 60% が unpaid volunteers であり、メンテナバーンアウトやセキュリティ問題につながると説明しています。
なので私の見方はこうです。
スポンサー収入があるOSSカンファレンスは、最低限、コミッター・メンテナへの還元ルートを明示すべきです。たとえば「スポンサー売上の X% は登壇者・コアコミッター・メンテナ支援に回す」「採択されたOSSプロジェクトの代表には交通費・宿泊費・謝礼を出す」「カンファレンス黒字の使途を公開する」「スポンサー枠とは別に maintainer fund を設ける」くらいは、今後の標準になってよいと思います。
一方で、還元は必ずしも現金だけではありません。travel grant、開発スプリント支援、CI/CD・インフラ費、セキュリティ監査、ドキュメント作成支援、CVE対応支援、会計・法務・商標管理なども重要です。PSF は 2024 年に grant として 952,000 USD を配布したと報告していますし、OpenJS の Ecosystem Sustainability Program は商用サポート収益の一部をプロジェクトへ戻す仕組みを作ろうとしています。
ただ、「還元しているつもり」と「コミッターが還元されたと感じる」は別です。ここが一番大きい。OSSカンファレンスはスポンサー企業にとって採用・営業・ブランディングの場になりがちで、肝心のメンテナは無償登壇、旅費自腹、懇親会で質問攻め、帰ったらissue対応、という構図が起きる。これは不健全です。
企業側も「イベントスポンサーをしたからOSSに貢献した」と考えるのは危ういです。2024 Open Source Software Funding Report は、組織によるOSS貢献の大半は従業員の労働であり、直接的な金銭貢献には寄付・イベントスポンサー・割引サービス等が含まれると整理していますが、同時に資金の具体的な流れには blind spots があるとも指摘しています。 つまり、イベントスポンサーはOSS支援の一形態ではあるが、メンテナ支援そのものとは限らない。
結論としては、あなたの違和感はかなり正しいと思います。
OSSカンファレンスがスポンサーを集めるなら、次のような透明性が必要です。
スポンサー収入・チケット収入・支出・黒字の公開
コミッター、メンテナ、登壇者への直接支援枠
「イベント運営費」と「OSSプロジェクト還元費」の分離表示
スポンサー企業に対する「イベント協賛だけでなく依存OSSにも払う」文化の要求
採用・営業目的のスポンサー露出と、公共財としてのOSS支援を混同しない設計
理想形は、カンファレンスが“OSSをネタにした企業イベント”ではなく、“OSSの持続可能性に資金を循環させる装置”になることだと思います。現状はそこまで行っていないイベントが多い、という批判は十分成立します。
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今なら言ってもいいと思うが、さきちさんは当時はお子さんが小さくて大変だったと感じています。リリースマネージャー業をしているのに、お子様が感染症にかかっていたということもありました。php-srcへ誘った一人として申し訳なかった。そして、コントリビュートする人が未だにとても少ない。(ぜりさん、さきちさん、ぼく、ドキュメントでは多数。そちらはありがたい)





















